今日も暑いから、しっかりスタミナをつけなきゃ!」
そう思って、汗をかきながら激辛ラーメンを食べたり、冷たいビールと一緒に焼肉を楽しんだりしていませんか?
夏バテに負けないようにとお肉や刺激物を食べるのは、一見とても健康的に思えますよね。
パワフルで明るく、周りからも「いつも元気だね!」と言われる方にこそ、この食生活はとても人気があります。
ですが、もし今あなたの体にこんな「変化」が出ていたら……少しだけ立ち止まってみてください。
1️⃣口内炎や吹き出物ができやすい
2️⃣喉が乾いて冷たい水をがぶ飲みしてしまう
3️⃣胸やけや、お腹のすっきりしない感じがある
4️⃣暑がりで元気なはずなのに、なぜか全身が「重だるい」
🚨「暑さのせいかな?」と思いがちですが、実はこれ、過剰に摂りすぎた「熱」と「脂」で胃腸がオーバーヒートを起こしているSOSサインかもしれません。
胃の中で起きている「オーバーヒート」の正体
東洋医学では、激辛料理や脂っこい食事、そして冷たいお酒を過剰に摂ることで体に不調が出る状態を【胃熱(いねつ)】や【湿熱(しつねつ)】と呼びます。
文字通り、胃の中に「ドロドロとした熱と湿気」がこもってしまう状態です。
体に熱がこもると、胃の働きは一時的に過剰に活発になります。
すると、「お腹が空いてどんどん食べられる」「辛いものが無性に欲しくなる」という現象が起きるため、一見元気になったように錯覚してしまうのです。
しかし、その状態を続けて胃を酷使しすぎると、溜まった「湿熱」は血や水の巡りを邪魔しはじめます。
その結果、肌荒れや口内炎だけでなく、下半身のだるさや便の不調、さらには自律神経の乱れにまでつながっていきます。
つまり、スタミナをつけているつもりが、実は体の中の「エネルギーを消化」するために、胃腸へ凄まじい負担をかけてしまっていたのです。
「引き算」の養生で、本当の元気を取り戻す
夏の疲れをとるために本当に必要なのは、さらに刺激を足すことではなく、過剰になった熱をそっと逃がしてあげる「引き算のケア」です。
スタミナ料理を完全にやめる必要はありません。
ただ、「あ、今日ちょっと胃が頑張りすぎているかも」と気づいたら、次のような小さなやさしさを自分にプレゼントしてあげてください。
冷たいドリンクを、常温やお白湯に変えてみる
激辛の代わりに、しそや生姜など胃に優しい薬味を活用する
一食だけ、お粥やあたたかいお味噌汁など「胃を休めるメニュー」にする
ほんの少し胃を休めてあげるだけで、体の重だるさがスッと抜け、内側から澄み切った本当の元気が湧いてくるのを感じられるはずです。
外気も暑く、冷房で室内も冷え、私たちの体は思った以上にめまぐるしい変化と戦っています。
今日頑張ってくれたご自身の体に「おつかれさま」と声をかけるように、今夜は胃腸にやさしい選択をしてあげませんか?🌿✨