暑い夏が過ぎ、ほっと一息ついている方も多いのではないでしょうか?
しかし、熱中症になった経験がある方は、その後の体調変化に注意が必要です。
熱中症は単に体が熱くなるだけでなく、全身の臓器や神経に大きな負担をかけ、結果として免疫システムを著しく低下させてしまうことがあるのです。
熱中症で免疫力が低下する3つの理由
①自律神経の酷使と乱れ:
暑い環境は、体は体温調節のために血管を広げたり大量の汗をかいたりします。
この体温調節をコントロールしているのが自律神経です。
熱中症になるほどの酷暑の中では、自律神経がオーバーワーク状態になり、バランスが崩れてしまいます。
自律神経と免疫細胞は連動しているため、自律神経の乱れは免疫力低下に直結します。
②脱水による血流悪化と内臓への負担:
熱中症は大量の汗をかくことで脱水状態を伴います。水分不足により血液がドロドロになり、全身への巡りが悪くなります。
免疫細胞が体内をパトロールしにくくなり、ウイルスや細菌への対応が遅れてしまいます。
また、内臓機能も低下し、全体の体力が消耗します。
③睡眠不足や食欲不振の二次災害:
熱中症レベルの暑さは激しい疲労感をもたらします。
さらに、夜間の暑さによる睡眠不足や、胃腸の機能低下による食欲不振が重なると、免疫細胞を作るための栄養と休養が不足し、免疫力低下に拍車をかけます。
🚨熱中症後に注意すべきリスク
熱中症で免疫力や体力が落ちると、以下の感染症や不調を引き起こしやすくなります。
夏風邪・新型コロナ・インフルエンザ: 呼吸器の防御機能が低下し、ウイルスに感染しやすくなります。
帯状疱疹: 体に潜んでいたウイルスが、免疫力の低下に乗じて暴れ出すことがあります。
肺炎: 特に高齢者の場合、体力低下から肺炎を合併するリスクが高まります。
🏥食生活を見直して免疫力をアップ!
検査数値に異常がなくても、ドロドロ血液や脳梗塞のリスクが潜んでいることがあります。漢方の視点から、生活習慣と血液の関係について学びましょう。
メタボリックシンドロームの基準
日本では、ウエスト周り(男性85cm以上/女性90cm以上)に加え、以下の3つのうち2つ以上が基準値を超えると注意が必要です。
血圧、血糖値、脂質
メタボ状態は血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めます。
血液をドロドロにする食事習慣
辛いもの・脂っこいものの摂りすぎ
生もの・冷たいものの摂りすぎ
アルコールの過剰摂取
これらの習慣はコレステロールや尿糖、尿酸値を高め、血液をドロドロにして血管を詰まらせる原因になります。
🚨検査で異常がなくても注意が必要な理由
健康診断で指摘されなくても脳梗塞を起こすケースは少なくありません。漢方では、血液がドロドロになる原因はメタボ(数値)だけでなく、日頃の生活習慣や食生活の偏りにあると考えます。
🍀まとめ
熱中症は、その後の免疫力低下や様々な不調につながる可能性があります。
まずは、食事や飲み物の温度など、日頃の生活習慣を見直すことから始めましょう。
- もし、熱中症後に体調が優れない場合は、無理をせず医療機関を受診することをおすすめします。